最近の活動

新しい年度になり、玉置さん、早川さんがゼミに加わりました。これから学生の数も増えていくと思いますので、シナジーが出るようなかつ質的な意味でもおもしろい研究をゼミ全体で推進していきたいと思います。

公益財団法人 旭硝子財団より、人文・社会科学分野・発展研究コースにおいて、網羅的企業間取引ネットワーク上のシミュレーションによるパンデミック下のレジリエンスの分析、という内容で4年間の助成をいただくことになりました。大変権威ある旭硝子財団より助成いただくことになり、大変ありがたく存じます。

新しい論文
The Role of Face-to-face Contact in Innovation: The Evidence from the Spanish Flu Pandemic in Japan
INOUE Hiroyasu (University of Hyogo) / NAKAJIMA Kentaro (Faculty Fellow, RIETI) / OKAZAKI Tetsuji (Faculty Fellow, RIETI) / SAITO Yukiko (Senior Fellow (Specially Appointed), RIETI)
RIETIのDPとして上梓しました。
 この研究は、スペイン風邪の時期においてDifference In Differenceの手法を使い、スペイン風邪により共同出願の活動がどのように阻害されたかを丁寧に明らかにしたものです。
 またこの研究は、我々が作成した明治期からの長期にわたる特許データの一部を使った日本で初めての実証的研究であり、現在のCOVID-19への示唆にも富んでいます。
 これはほぼ中島先生が進められた研究で、共著に加えていただいて大変恐縮に感じております。

公益財団法人関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団(KRF)より、2021年度試験研究助成に選定いただきました。下記は電気新聞に2022年3月29日に掲載された記事です。

修士2年の大和君が無事卒業しました。Twitterデータを用いた機械学習による政党の指向の分類を研究課題として行いました。自ら設定したテーマを進めるのはかなり苦労したと思いますが、今後社会に出たときにこの苦労は役立つと確信しています。

本研究室修士1年の中郡広人さん、山本竜輝さんが日本物理学会で発表を行いました。講演内容は以下でした。

中郡広人, 井上寛康, 楳本大悟, 伊藤伸泰, “時空間特性を考慮したニューラルネットワークによる交通量予測”, 日本物理学会第77回年次大会, 2022/3/15-19.

山本竜輝,井上寛康, 楳本大悟,伊藤伸泰,“交通シミュレーションを用いた都市交通における自動運転車の有効性検証“, 日本物理学会第77回年次大会,2022/3/15-19.

神戸大学で行われた大規模イベントMirai Bosai 2022に招待され、講演とパネルディスカッションを行いました。
神戸大学大路先生、産総研大西先生とともに講演とパネルディスカッションを行いました。

COVID-19で今後社会がどうなるか、シミュレーションなどの新しい技術がどのようにその社会で役割を果たすかなどについてかなり踏み込んだ議論ができました。

論文をSSRNに公開しました。タイトルは
Has COVID-19 Permanently Changed Online Consumption Behavior?
で、早稲田大学の戸堂先生との共著です。

本稿ではヤフーショッピングデータの長期的な全購買データを元にCOVID-19で日本の消費者行動がどのように変化したかについて調べました。消費者に関する多くの予測は「COVID-19によって消費者の購買内容は変わった。」というものですが、この研究ではそれを明らかに否定するものになりました。すなわち、COVID-19の流行当初においては人々は量的にパニック的な購買をしましたが、第二波、第三波と繰り返されるうちに、人々の購買はCOVID-19以前と同様の購買内容に戻っていくことがわかりました。またこの2年間のパンデミックの期間を通じて、質的に購買の内容が変わるということもほとんどありませんでした。

先日国際会議Artificial Life and Robotics 2022で発表を行った、ソフトバンクの方々と理研の伊藤伸泰先生との共著
Yu Kimura, Tatsunori Seki, Satoshi Miyata, Yusuke Arai, Toshiki Murata, Hiroyasu Inoue, and Nobuyasu Ito
“Hot-spot analysis of Covid-19 infection using mobile-phone location data”
がBest Paper Awardを受賞しました。

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